UberEats (ウーバーイーツ)店舗側の手数料。発生コストを解説
ゴーストレストラン
更新日:2026/04/20
UberEats(ウーバーイーツ)でフードデリバリーをこれから始めようとされる店舗向けに、ウーバーイーツを利用するときにかかる手数料について解説します。
この記事を最後まで読んでいただくことで
- UberEats(ウーバーイーツ)の手数料の仕組み
- お店側にはいくらの手数料がかかるのか
- UberEats以外のフードデリバリーサービスとの手数料の比較
がわかります。
これからUberEats(ウーバーイーツ)をメインにフードデリバリー事業を始めようと考えている場合は、ぜひチェックしてみてください。
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UberEats(ウーバーイーツ)で発生する手数料

UberEatsは店舗側、利用者側の両方から手数料を発生させています。上記図の通り、店舗側からはサービス料金・配達代行の費用として、売上の35%の手数料が必要です。
利用者(注文者)側にはサービス料金・配達費用として、注文金額に応じて手数料が発生します。
また、店舗側は直接UberEatsに手数料を支払うわけではなく、UberEatsが飲食店の代わりに徴収した代金から手数料を差し引いて店舗に振り込む仕組みとなります。
UberEats(ウーバーイーツ)店舗側にかかる手数料
店舗側がUberEats(ウーバーイーツ)利用時に発生する手数料は、以下の通りです。
- 初期費用
- サービス利用手数料
それぞれ順に解説します。
初期費用
飲食店やゴーストレストランがUberEatsを利用する際は、登録手数料として初期費用が発生します。
必要な初期費用額は5万円で、30回分の週払いとなります。初期費用には注文受付システムの登録・利用や専用タブレットの貸出などの費用も含まれております。
また、初期費用はUberEatsに出店後に売上から差し引かれる仕組みとなります。
1週あたり1,667円以上の売上が発生している場合は自動的に差し引かれるものの、売上が上がっていない場合は徴収されることはありません。そのため、売上が上がっていない時は初期費用を考えることなくサービスを利用できます。
サービス利用手数料
店舗側がUberEatsを利用する際は、初期費用の他にもサービス利用手数料が発生します。サービス利用手数料は一律35%と定められており、商品代金をもとに算出されます。
ここで注意すべきなのは、35%の手数料を引かれた金額がすべて利益になるわけではないという点です。実際に店舗に残る本当の利益を把握するために、1,000円の商品を販売した際の損益を見てみましょう。
| 販売価格 | 1,000円 |
| Uber Eats手数料(35%) | ▲385円 |
| 食材原価(30%) | ▲300円 |
| 容器・カトラリー代(5%) | ▲55円 |
| 手残り | 265円(利益率26.5%) |
1,000円の商品を販売しても、お店の純利益として残るのは265円です。
ここからさらに店内の光熱費や人件費、家賃などを捻出することを考えると、店頭価格のままデリバリーに出店することがいかにリスクが高いかが見えてきます。
Uber Eatsの手数料設定は競合他社と同程度ですが、この35%はデリバリー運営における必要経費です。
だからこそ、この手数料を支払った後でも確実に利益が残るような、戦略的なメニュー構成と値付けが不可欠となります。
手数料負けを防ぐ15%ルールへの対応術
2026年現在、Uber Eatsの運用で最も注意すべきなのは、単に手数料分を上乗せするのではなく店頭価格との乖離を15%以内に抑えるという推奨ルールの存在です。
以前は、35%の手数料分を全額販売価格に転嫁し、店頭の1.5倍程度の価格で販売する手法が一般的でした。
しかし現在、Uber Eatsは注文者の利用ハードルを下げることを目指しており、価格を抑えたら利益が残らないのでは?という不安はもっともですが、この一見不利に見える方針を逆手に取ることで、販促費の補助・優遇キャンペーンなどのメリットがあります。
店頭価格に近い設定を行うことで、Uber Eats側が実施する手数料の割引や販促費の補助といった、期間限定の優遇プロモーションの対象になりやすくなります。
プラットフォームの力を借りて、実質的な店舗負担を抑えながら集客できるのが強みです。
安く売るのではなく、プラットフォームからの優遇を賢く組み合わせ、実質的な手残りを最大化させることこそが、これからのデリバリー経営の勝ち筋です。
最新のキャンペーン情報や、損をしないための最適な価格設定の算出は、豊富な蓄積データを持つX Kitchenにお任せください。貴店の状況に合わせた最適な収益プランをご提案いたします。

UberEats(ウーバーイーツ)利用者側にかかる手数料
この章では利用者(注文者)側の手数料について解説しています。店舗側の情報だけ見たいという方はスキップいただいて大丈夫です。
利用者側がUberEats(ウーバーイーツ)利用時に発生する手数料は、以下の通りです。
- 配送手数料
- サービス手数料
- 少量注文の手数料
それぞれ順に解説します。
配送手数料
UberEatsの利用者側は、商品を注文する際に配送手数料が発生します。基本的には50円〜550円の間で決定しますが、配送手数料は具体的な金額が決まっておらず、以下5つの要素で決定します。
- 店舗から配達場所までの距離
- 配達場所付近の配達パートナーの数
- 注文店舗の混雑具合
- 注文時間帯
- 天候状況
上記の通り、配送手数料は注文時の状況によって異なります。
例えば、店舗と配達場所までの距離が近く、パートナーの数が十分な場合は配達手数料がやすくなりがちです。一方、店舗と配達場所が近く、パートナーの数が不十分な場合は配達手数料が高くなります。
さらに、注文する時間帯が12時〜13時・18時〜19時のピークタイムや悪天候な場合は、配達距離に関わらず手数料金額はアップします。
サービス手数料
サービス手数料とは、UberEats利用時に必ず発生する手数料です。注文商品の合計金額に対して10%のサービス手数料が加算されるため、金額が高くなるほどサービス手数料額はアップします。
ただし、サービス手数料の金額は350円が上限です。350円以上の手数料が発生することはなく、合計5,000円の注文をした場合でも、手数料は350円となります。
少量注文の手数料
UberEatsは利用者の注文金額が少数な場合、少量注文手数料が発生します。UberEatsは1円からでも商品を注文できますが、合計金額が700円未満の場合は150円の手数料がかかります。
注文金額が700円未満の場合は、追加注文した方がお得に利用できる可能性が高いです。決済前に合計の注文金額をチェックしておくと良いでしょう。
UberEats(ウーバーイーツ)手数料を踏まえた値付けの仕方
UberEatsでは、売上金額に対して35%がサービス利用手数料として発生します。
ここで注意すべきは、手数料にも別途消費税がかかるため、実質的な店舗負担は売上の38.5%になるという点です。
例えば、オーダー合計金額が2,000円の場合は「(2,000円(商品代金)×0.35)×1.1(消費税)=770円」が手数料金額です。ここから「2,000円-770円=1,230円」が純粋な売上となります。
以前は、この手数料分を全額価格に転嫁し、手元に残したい金額の1.6倍で販売するのが一般的でした。
しかし、現在は15%ルール(店頭価格との乖離を15%以内に抑える推奨方針)への対応が、売上最大化の絶対条件となっています。
単純に価格を1.6倍にしてしまうと、プラットフォームからの露出優遇を受けられず、注文件数が伸び悩むリスクがあるからです。これからのデリバリー経営では、以下の表のような考え方で利益を設計するのが良いでしょう。
| 従来の考え方 | 最新の戦略(推奨) | |
| 価格設定 | 手元に欲しい金額の1.6倍 | 店頭価格の1.15倍以内 |
| 利益確保の手段 | 単純な値上げ(転嫁) | 低原価メニューの開発 |
| プラットフォーム評価 | 低い(露出が減る) | 高い(優遇・補助あり) |
15%ルールを守りながら利益を確保するためには、既存メニューをそのまま出すのではなく、デリバリー専用の低原価メニュー(丼ものや専門店ブランド)を導入することがポイントです。
例えば、原価率を25%以下に抑えたメニューであれば、35%の手数料を支払っても十分に利益を残せる構造が作れます。
もちろん、近隣の競合店の価格調査も重要ですが、まずは15%ルールの枠内でいかに利益の出やすい商品を軸にしたメニュー構成を組めるか。この商品ラインナップの組み方こそが、デリバリーを取られるコストから利益を生む投資に変える分岐点となります。
その他フードデリバリーサービスと比較した時の手数料比較
UberEatsのサービス手数料は35%ですが、同じフードデリバリープラットフォームである出前館・Rocket Now(ロケットナウ)はどの程度の金額に設定されているのでしょうか。3社の手数料金額を下記にて比較してみました。
| UberEats | 出前館 | Rocket Now(ロケットナウ) | |
| 初期費用 | 50,000円 | 20,000円 | 0円 |
| サービス手数料 | 売上に対して35% | 自店で配達する場合:10% 配達代行を依頼する場合:25% | 導入から最初の3ヶ月間は33% その後は38.5% |
上記表では、手数料が一番抑えられるフードデリバリープラットフォームは出前館、高いサービスはUberEatsであることがわかります。ただし、全国で加盟店舗・利用者数が多いサービスはUberEatsになります。
しかし、店舗側が最も注目すべきは、今急速にシェアを伸ばしているロケットナウの存在です。
【2026年】ロケットナウ vs Uber Eatsを徹底比較!飲食店の手数料とユーザーの支払額はどう違う? | X Kitchen サービスサイト
ロケットナウは手数料こそ他社と同水準ですが、ユーザー側の送料やサービス料を徹底的に抑える戦略をとっています。そのため、他媒体よりも圧倒的に注文のハードルが低く、結果として店舗側の注文件数が最大化されやすいという特徴があります。
なぜ複数プラットフォームを併用すると利益率が上がるのか
Uber Eats一本に依存せず、複数の媒体を併用する最大のメリットはアイドルタイムの解消です。
既存のスタッフ・設備を変えずに窓口を増やすことで、1時間あたりの調理稼働率が上がります。
人件費という固定費は変わらないため、注文件数が増えるほど1注文あたりのコストが相対的に下がり、結果として店舗全体の営業利益率が向上します。
Uberが鳴らない時間にロケットナウで稼ぐといった販路の分散こそがデリバリー経営の成功法です。
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まとめ:手数料をコストから利益を生む投資に変える

以上、UberEats (ウーバーイーツ)店舗側・利用者側の手数料や発生コストについて解説しました。
Uber Eatsの店舗手数料は売上に対して35%ですが、これからのデリバリー経営で重要なのは高く値付けをして利益を確保することではありません。
店頭価格からの上乗せは15%以内に抑えるという推奨ルールを理解し、プラットフォームからのキャンペーン補助を戦略的に引き出すことにあります。
また、特定の媒体一本に依存せず、出前館やロケットナウなどの複数媒体を併用してアイドルタイムを利益に変える販路分散こそが、手数料負けを防ぎ、店舗全体の利益率を安定させる近道です。
UberEatsは、店舗側・利用者側のいずれからも手数料を徴収する仕組みです。店舗側は売上に対して35%の手数料が発生するため、手数料を踏まえた値付けを行う必要があります。
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この記事の著者
石田 紗矢華
石田 紗矢華
X Kitchen マネージャー
全国1000店舗以上の飲食店が導入するゴーストレストラン本部のX Kitchenのインバウンドセールマネージャー
5年以上直営で養ってきたフードデリバリーの最新のノウハウをお届けします
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